2010-08-21

UME

最近見た映画の感想を書いてみるよその2

THE WAVE
ツタヤで見かけて面白そう〜と思った映画。
正直esとかね!閉鎖状況下に置かれた人間がプギャーする映画って大好きなんでこれは見なければ!っていう。
ちょっと地味目で、特出した派手さはないもののスリラーの秀作。むしろスリラーは地味でこそよさが出るからいいとおもう。
内容としては「ファシズムの作り方、おしえます」っていうかんじで淡々と王道をひた走って行く感じが爽快。どこがいいって舞台がドイツなとこがね!もうね!とんだ自虐ネタだよね!っていう。
ただ、正直なとこ、この全体主義的な教育方法(「リーダー(先生)には"様"をつける」「許可なく発言しない」「仲間は助け合う」「白シャツを着る」という四つのルールが大原則)は現代の日本の教育と大差ないと思うんだけども。
先生には〜先生、発言のときは挙手してから、指名されて立って話す、助け合い精神、制服、どれとっても日本の教育にしか見えなくて「ファシズムこわい!」っていうより「日本じゃないかこれ…」ってなった。違うかな。
更にえ…ってなったのはレビュー見ると「ファシズムの怖さを思い知りました!」っていう人が大半で、染まってる奴は客観視できてないの典型だなあとぼんやり思ったです。
ただ違うのは、西洋人は突き詰めていくけども日本人は最後の最後でぼかす、ってとこかな。
そういえばあの敬礼って相当ダサイとおもう!あれはちょっとどうかと思った! 笑


パニック・フライト
キリアンが出てるとは知らず見た映画。キリアン超きもちわるくて最高でした。
そしてヒロインがかわいい。とにかくかわいい。あと鬼畜。後半ヒロイン無双すぎてキリアンズッタズタになってました。それでこそアメリカン・ヒロインだよね〜。いっそキリアンが不憫なくらいだった。
しかしこの映画は邦題がひどすぎるとおもう…。山場でフライトしてない 爆笑
パニクってたのはヒロインオンリーだし。『フライト・プラン』のがパニックフライトっぽい。乗客阿鼻叫喚だったし 笑
そういやフライトプランはめずらしくショーンビーン死ななかった役だったね!(黙れ
80分弱でなかなか楽しめる映画かと。


ゆりかごを揺らす手
なかなか面白かったサスペンス・スリラー。ちょっと古いけどもその古さがまたよかったです。
夫の自殺が原因で流産した女がベビーシッターとして家庭に潜り込んで復讐劇おっぱじめる話なんだけども、その過程がよかった…!すっごいもどかしかったけど!(『はやく気付けよおおおお』っていういいもどかしさ)あと幼女がかんわいかった。あたまのよいこですっげえかわいかった。
あと中盤でジュリアン・ムーアが言う「世界を握っているのは、ゆりかごを揺らす手よ」っていうのが効いてるー。
この邦題センスあるなあ。

しかしアメリカのお国柄なのか、はたまたわたしが日本人だからなのか、犯人が結局死んでしまうっていうオチにいつも疑問を感じる。邦画なんかだと、どんなに理不尽な状況でいっそ殺せよおおお!って思うような犯人でも逮捕されておしまい、ってことが多いけど洋画だとだいたい事故か正当防衛で返り討ちにあって死んでしまうがいやそこまでしなくてもよく…ない…?みたいな。
やられたらやり返せ、が基本なんだろうなあ彼ら。なんてったってマックに「太ったどうしてくれる!」って賠償請求するような国だからなあ。そんでそれがまかり通っちゃうんだもんなあ。



マシニスト
クリスチャン・ベイルガリガリ。超ガリガリ。
そこまでいくとただの馬鹿だろ…ってくらい痩せてる。どうやって生きてたんだ…。ツナ缶と林檎で生きてたらしいです。なんかファンシーだな。
思った程の派手さはないものの伏線の回収の仕方がとってもきれい。デジャブと青みがかった映像もきれい。
ただ工場のトラウマが再発しましたグロは結構いけんだけど手だけは無理おれ手とか指が吹っ飛ぶのだめなのやめてええええ/(^o^)\GYAAAAAAAAAAAAAAAAAA
ただ伏線の回収が途中焦らしまくったせいかスマートすぎてちょっと物足りないかも。でもオチへの移行はそのスマートさが逆によかった。もうなかなか面白かったからいいとおもう!序盤あんなにらぶらぶだったのにものすごい勢いでポイ捨てされたスティーヴィ不憫すぎだけどな!



ほんっっっとにスリラー大好きだな!どんだけスリルを求めてるんだよ!
なんかこう、一時でも目を離したら伏線がわかんなくなるようなのがいいです。見てて疲れることは確かなんだけど。でもわたし飽き症だからおもんないとすぐ別の事はじめるから…
まだ見た映画あるはずなんだけどちょっと思い出せないから思い出したらまた書こうー

おそまつでした
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